膝の痛みについて(その2)

2017/06/24

膝の痛みを抱えている方は多いと思いますが、
その中でも、関節の軟骨がすり減って、炎症をおこしたり、
関節が変形して、膝を動かしにくくなったりする、
「変形性膝関節症」の方も多くいらっしゃると思います。
主な原因は、加齢や、肥満、運動不足、膝のけがなどですが、
一般的な治療方法として、
痛み止めや湿布などの薬や、サポーターなどの装具などを使い、
痛みが減るのを待ったり、ヒアルロン酸注射などで、関節の滑りを良くして、
痛みを取ったり、運動療法で、脚やおしりの筋肉を鍛えて、歩きやすくしたり、
食事療法などで、体重を減らしたり、こんな感じだと思います。
これらはどれも有効な治療方法だと思いますが、僕は、
鍼灸治療も変形性膝関節症の痛みにとても有効だと思います。
膝関節の変形で硬くなってしまった、脚や腰の筋肉の状態を整えて、
関節周りの血流を良くして、
関節周りのじん帯や筋肉が良く働くようにします。
膝が悪くなると、それを無意識にかばうので、
足首や股関節、腰、肩など、身体の広い範囲に影響が出てきます。
鍼灸治療では、身体の広い範囲をみながら、膝を治療してゆくことができます。
ぜひ、膝の痛みの治療方法のひとつとして、はりとお灸をお試しください。
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