膝の痛みの鍼灸治療について

2020/09/10

腰痛や、肩の痛みなどとならんで、
特に中高齢者の方に多い悩みが、
膝痛だと思います。

膝痛にも様々な種類がありますが、
一番多くて、一般的なものが、
変形性膝関節症による膝痛だと思います。

整形外科などに行くと、まずレントゲン撮影をして、
骨の変形や、関節軟骨のすり減り具合などをみます。
それで、はっきりしなければ、さらにMRI検査などで、
関節の状態を詳しく調べます。

大体病院などで、変形性膝関節症と診断された場合の
治療法としては、湿布や痛み止めの薬や、関節の滑りを良くして、
痛みを軽減させる、ヒアルロン酸注射などが主です。
また、リハビリテーションとしては、マッサージや、電気
などをかけてやる所がほとんどだと思います。

変形性膝関節症がひどくなると、関節の軟骨がほとんどなくなり、
骨同士がぶつかり合い、その度に痛くなり、変形もひどくなります。
こうなると、医師からも、手術をするしかない、と告げられます。


鍼灸治療でも、ここまでひどくなってしまったひざ痛を治す事は、
不可能だと思います。

ですが、その前の段階までの膝痛、(軟骨は減っていて、変形もあるが、
手術をするほどではない)でしたら、充分鍼灸治療で治せる可能性は
高いと思います。


膝が痛くて、病院などに行ったが、手術をするほどではない、と言われて、
治療続けているが、良くならなくて困っている、
という方は、鍼灸治療で改善するかもしれません。
痛みのない、普通に歩ける毎日を取り戻しましょう。