症状の裏側にかくれている病気をみつける

2018/12/26

年末年始は、日本に寒波がやってきて、
今以上に冷え込むみたいですね。

身体が冷えると、血液の流れが悪くなったり、
筋肉も硬くなりやすかったりで、
痛みやしびれなどが起こりやすくなるので、
冷えには十分注意したいですね。

さて、話は少し変わりますが、
普段患者さんの治療をしていて、
時々、困っている症状とは別に、
違う病気を見つけることがあります。

例えば、肩こりで困っている人をみていて、
高血圧症だったことがわかったり、
肩の痛みが、実は心臓疾患の予兆だったり、
また、肩や腕が痛いという方を治療しようとして、
みていたら、ご本人も見えない腕の後ろ側に、
大きな腫瘤（おできのようなもの）があったり、

ある時は、腰が痛いという方が、治りがわるいので、
おなかの方から治療しようとして、おなかをさわっていたとき、
あまりにもお腹のところの脈の打ち方が異常だったので、
医師に検査してもらったら、お腹に大動脈瘤があったことも
ありました。

このように、患者さんは、様々な症状をうったえて、
治療院にいらっしゃいますが、僕たち治療する者は、
症状のみだけでなく、その裏にかくれている、他の
重要な病気があった場合、それを早く見つけることも、
大切な仕事だと思います。

そして、自分の治療院では、治せない様なものであれば、
すみやかに、病院などの医療機関の受診をすすめることです。

常に患者さんにとって最善な方向に向かうために、何が大切か、
考えることが重要だと思います。

さいたま市鍼灸院
はり・灸のじま治療院



 

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