慢性腰痛に対する鍼灸治療について

2017/11/25

 前回では、慢性腰痛の原因とそれに対する西洋医学の治療方法について
載せました。今回は、慢性腰痛は鍼灸治療ではどの様に考えて治療するのか、
少し書いてみたいと思います。

 慢性腰痛の主な理由はストレスが考えられ、
ストレスやうつ、不安などの精神的要因が長引くと、脳からドパミンが
放出されにくくなり、それに伴い、セロトニンやノルアドレナリンなどの
神経伝達物質の量が減り、結果として腰痛が長引いたり、少しの痛みも
強く感じたり、また、痛みの悪循環もおこるということでした。

 鍼灸治療では腰の痛みだけであっても、身体の全体を観てゆきます。
ストレスやうつなどの精神的要因が原因であれば、それは、必ず、
身体の表面のどこかに現れます
。例えば、脈のリズムであったり、
頚や肩、背中などのどこかに圧痛や硬さがあったりします。
東洋医学は心と体は密接に関係していると考え、両方同時に観て、
治療してゆくという考え方をします。

 ですので、鍼灸で慢性腰痛を治療してゆく場合は、腰痛のもととなる
腰に関する治療と同時に、それを長引かせる要因となっている、ストレスなどの
治療も身体のツボに適切にはりとお灸をしてゆくことで、改善が期待できます。

 腰痛が長引いて、薬などで良くならない、という方は、
ぜひ、当院の鍼灸治療を1度、お試しください。
さいたま市で慢性腰痛の針灸治療なら、はり・灸のじま治療院
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